2021年1月1日
2021年1月1日
2021年元旦です。
令和3年(平成で数えたら33年)。
干支は丑年(うしどし)です。
この元旦の「旦」という字には、日の出や朝という意味があります。
なので、「元旦」は正確には1月1日の朝を指します。
1月1日の午後を示したい場合は、「元日」を使用した方が間違いないですね。
ちなみに、「初詣」とは、年が明けてから初めて神社仏閣に参拝することです。
氏神様やその年の恵方に当る方角の社寺にお参りをして、その年の無事と平安を祈ります。
「恵方」とは、その年の福徳を司る神「歳徳神(さいとくじん)」の所在する方角のことで、何事をするにも最も良いとされる方角のことをいいます。
ちなみに、今年の恵方は「南南東」です。
そして恵方といえば、恵方巻を食べる「節分の日」がありますが、今年2021年は2月3日ではなく、2月2日になるのをご存じでしたか?
節分は、その名の通り、季節の分かれ目です。
立春の日の前日となるので、そこがずれると節分もずれるわけです。
では、なぜ立春の日がずれるかというと、ざっくり言うと閏年(うるうどし)と同じ感覚ですね。
1年間を二十四節気に当てはめて定期的な運用をしようとすると、1年に少しずつ誤差が出てきて、ずれが生じるわけです。その調整の結果、2021年は2月3日が春分にあたるわけですね。
ちなみに立春の日が2月3日=節分が2月2日になるのは、1897年(明治30年)2月2日以来124年ぶりとのことです!
そして、約37年前の1984年(昭和59年)は逆に春分の日が2月5日で節分が2月4日だったそうですが……まったく記憶にございません..笑